楽しい家族旅行にしたいけれど、子どもが小さいと心配事もたくさんありますね。
子連れ旅行は、大人だけの旅行以上に事前の準備や計画が必要です。
私はこれまで、子どもが0歳のころから、国内や海外の子連れ旅行に計15回以上行っています。
この記事では、私の経験を踏まえて、子連れ旅行に必要な事前準備や、おすすめの宿泊施設の探し方、予約方法、持ち物などについて解説します。
これから紹介する手順にそって、いっしょに旅行の計画を立てていきましょう!
子連れ旅行は事前準備で満足度に差が出る
ノープランで行き当たりばったりでも楽しめる、大人だけの旅行。
一方、ノープランの子連れ旅行は、親子ともにしんどい旅になります。(経験あり)
なぜなら、子連れ旅行は、予測していないタイミングで、予測していないことが起こるから。
ある程度起こりうるトラブルを事前に予測して、余裕を持った準備をしていくことがポイントです。
親子ともに楽しめる旅にするには、事前準備が必須です!
楽しい旅行にするための想定と準備
そのほか、子どもと過ごしていると思いがけない事件がたくさん起こりますが、旅行中に発生しがちなこの5つについては、対応策を考えておきましょう。
突然のトイレ(尿意)やおもらし
トイレが近くにない状況での突然の「ママ、おしっこ!」や、トイレが間に合わずおもらしは、普段からよくあることなので、いつも通りの準備で心配ないでしょう。
まだトイレトレーニング中のお子さんは多めにオムツを持って行くことをおすすめします。
おう吐、発熱、けが、病気
旅行中、はしゃぎすぎたり、慣れない環境に疲れたりしてしまい、体調を崩すことも考えられます。
対策として次のことに気をつけましょう!
いつも通りの生活習慣、食習慣を心がけておけば安心だね!
授乳場所がない
たくさんの家族連れが訪れる場所であれば、授乳室がもうけられていることが多いです。
それ以外の施設で授乳室がない場合に備えて、おすすめアイテムが授乳ケープです。
おすすめの授乳ケープは「コッパーパール」です♪
ディズニーの行列待ちで抱っこひもで抱っこしながら、コッパーパールで隠して授乳したこともあります。
360度、周りから授乳の様子が見えない安心感と、コンパクトに持ち運べるのが最高で愛用していました。
さらに、授乳ケープは、授乳だけでに使えるのではありません!
にも使えるので、重宝します。
子どもが食べられるもの・場所がない
旅先で慣れない物を食べることを嫌がるお子さんもいます。
大人向けのものが多かったり、普段食べ慣れないのでしかたありません。
また、ディナーでは子どもの入店禁止の店もあります。
子どもの食事のことを事前に考えておくこと、お店での食事の場合は、予約して、子どもがいることを伝えておくと安心です。
夕食で食事できる場所がみつからず、コンビニへGO!ということもありました・・・。
せっかくの旅行ですから、子どもも大人も食事を楽しめるようにしておきたいですね。
子ども用品は現地で入手に時間がかかることも
「荷物を増やしたくない!」
と思うと、何かあったときに現地で調達しようと思いますよね。
子ども用品は、購入できる店舗が限られていて、入手に時間がかかることが考えられます。
「次の旅程があったのに、子ども用品を探していて間に合わなかった・・・」
となってしまうことも。
できる限り、事前に用意できるものは持って行きましょう!
子連れ旅はどうしても荷物が増えるので、軽量・コンパクトなものを持って行くと楽ですよ。
子連れ旅行は親のエゴ?子どもの発達に重要!
小さい子どもを連れての旅行に罪悪感を持つ方もいるでしょう。
私も、1歳の子どもを連れて旅館に宿泊したとき、旅館の仲居さんからかけられた言葉がひっかかったのでした。
「いいわね。昔はこんな小さいときに旅行なんてできなかったわよ。」とか。
「離乳食なんてものができていいわね。」とか。
その仲居さんの言葉に、「まだ旅行なんて、子どもに負担だったかな。」と勝手に罪悪感を感じてしまったのでした。
しかし、今は「旅育」という言葉もあるくらい、親子で旅行することの効果に注目が集まっています。
子どもを大人の都合で連れ回す旅行はもちろんだめですが、子どもと一緒に楽しむ旅にしようという思いが大事ですね!
旅行で子どもの心が育つ
「旅育」とは、旅先で得られる経験を通じて多くのことを学び、こどもの心や人間性の成長を促すことです。
「びゅうトラベル」https://www.jre-travel.com/article/00316/
家族での旅行を通して、「コミュニケーション能力」や「目標に向かって取り組む姿勢」「発想力」などの非認知能力を育むことができると考えられています。
また、家族との楽しい思い出や心のふれ合いによって、家族の絆が深まり、自己肯定感を向上させることもできるのです。
実物に触れる・体験する学びができる
旅先では、美術館や博物館、自然の中で、図鑑やテレビで見ていたものの実物を見る機会を得たりすることができます。
教科書の中だけで終わってしまわずに、実物に触れたり、見たり、聞いたり、味わったりすることで、学びを深めることにもつながります。
子連れ旅で「自己肯定感」と「学びの土台」をはぐくみたいですね♪
子どもと一緒に旅の計画を立てよう
お子さんの年齢に応じて、一緒に旅行の「行き先」や「行き方」を調べてみましょう!
小さいうちは、いくつか候補の場所を提示して、行きたいところを一緒に選びながら計画していくといいですね!
子連れ旅行は何歳から?0歳の赤ちゃんから行っています!
子連れ旅行では気をつけたいポイントがたくさんあるので、何歳から行くことができるようになるか気になるところですね。
わが家は、長男が2ヶ月のときに近場の温泉旅館でミニ旅行デビューしました。
初海外は、次男が1歳のときにハワイに行きました!
初めての子連れ(赤ちゃん連れ)旅行は旅館がおすすめ!
赤ちゃん連れで初めての旅行の場合、宿泊施設は旅館がおすすめです。
まだオムツがとれていない子どもを温泉に入れることに対して、周りの目が気になっても、部屋にある浴室を利用したり、部屋に温泉がついていたりする部屋であれば、周りの目も気になりません。
また、食事会場で子どもが騒ぐことが心配なら、部屋で食事がとれる旅館を選びましょう。
赤ちゃん連れでもゆっくり過ごせるのが旅館の魅力です!
赤ちゃん連れおすすめの宿はこちらから↓
子連れ旅行に人気のホテル・宿はこちらから調べられます↓
子どもの初【海外旅行】は渡航先の衛生状況・予防接種などを考慮する
わが家の初子連れ海外旅行は、ハワイでした。
ハワイは、子連れに優しい方も多いですし、大きなショッピングモールには授乳室があるので安心です。
トイレもきれいなところが多く、日本と同じような感覚で過ごせました。
私が初めての子連れ海外旅行先にハワイを選んだ理由はこちらを参考にしてください。
子連れ旅行の計画を立てる6つの手順
子連れ旅行に行くことが決まったら、計画を立てていきましょう!
お子さんと一緒に行きたい場所やしたいことを相談して旅行の計画を立てると「旅育」として効果的です♪
わが家ではいつも次に紹介する手順で計画しています。
子連れで旅の計画でポイントになるのは「ステップ4・5・7」です!
- ステップ1旅の目的を決める
- ステップ2行き先を決める
- ステップ3移動手段を選ぶ
- ステップ4宿泊するホテルや旅館を選ぶ
- ステップ5子どもの食事場所や授乳室について調べる
- ステップ6移動手段や宿、行きたいスポットの予約をとる
- ステップ7持ち物の準備をする
【ステップ1】旅行の目的を決めよう!
はじめに旅のメインの目的を決めましょう。
この目的を軸にしてその他のことを決めていきます。
新幹線に乗りたい!
海に行きたい!
旅の目的が決まらないときは、旅行会社の公式ページを見て行ってみたいスポットを選んでいきましょう!
【ステップ2】旅の行き先を決めよう!
次に、目的に応じて行き先を考えていきましょう!
旅行先に到着してから細かい行き先を決定することは、子連れ旅の場合はおすすめしません。
なぜなら、人気の観光スポットは予約制のことも多く、せっかくたどり着いても何もできなかったということも考えられるからです。(これも体験済み・・・)
コロナ渦を経て、現在も入場に事前予約が必要になっている施設もあります。以前行ったことがある施設についても確認をしておきましょう。
新幹線「はやぶさ」にのって、海にも行きたいから、仙台までいこうかな!
旅行先のエリア別に宿やツアーを選んでみましょう!【JTB公式ページ】
国内旅行の特集やお得なタイムセール、割引クーポンもあります!
【ステップ3】宿泊先を選びましょう!
子連れ旅では宿泊先のホテル・旅館選びは特に重要なポイントです!
子連れに嬉しいサービスがある宿も各地にありますので旅行予約サイトで調べながら決定していきましょう。
子連れファミリーにおすすめのプランや宿泊施設はこちらから↓
【ステップ4】移動手段を考えよう!
小さいお子さんとの移動は、騒いで迷惑をかけないかということが心配ですね。
自家用車、バス、電車、新幹線、飛行機、フェリーの中から、お子さんの年齢や普段の様子から考えて、移動手段を選びましょう。
移動手段 | 価格帯 | 移動時間 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
自家用車 | 〇 | 〇 | ・車内に荷物を積める ・好きなタイミングで休憩が取れる | ・運転で疲れる ・車内にトイレがない |
バス | ◎ (最安) | 〇 | ・運転しなくていい ・安い | ・騒ぐと逃げ場がない ・車内にトイレがないこともある |
電車・ 新幹線 | △ | 〇 | ・比較的早く着く ・騒いだときはデッキに避難できる | ・車内にトイレがないこともある |
飛行機 | △ | ◎ (最短) | ・乗っている時間が一番短い ・機内にトイレがある | ・騒ぐと逃げ場がない ・値段が高い (LCC利用で安くすることも可能) |
フェリー | 〇 | △ | ・海上の様子を楽しむことができる ・船内にトイレがある | ・到着まで時間がかかる |
電車・新幹線が大好きな息子は、移動時間はかかっても乗車中ご機嫌でした♪
乗ってみたいあこがれの乗り物に乗ることを楽しめる年齢になったら、移動手段もアクティビティとして楽しめますよ!
【飛行機・新幹線】+【宿・ホテル】をまとめて一気に予約はこちらからできます!
【ステップ5】子どもの食事や授乳場所を確認しよう
旅行先では現地の食も楽しみたいですね♪
子どもが入れる店が見つからないから、夕食はコンビニで済ませないとだめかな?
ご当地グルメ食べたかったのにな・・・。
特にディナータイムは子どもの利用ができないお店もあります。
食事までしっかり楽しめる旅行にするためには、事前の予約と、子連れが可能かの確認は必須です!
私のおすすめは一休.comのレストラン予約!
子連れでの店探しは大変ですが、一休.comなら間違いないお店が見つかります。
子どものメニューや子ども椅子の有無などが事前に調べられるのも安心ポイントですね。
一休.comからの予約時に、子どもの食物アレルギーのことを備考に書いておいたら、とっても丁寧に対応してくれました!
一休.comで子連れ可能なレストラン・飲食店予約は下のボタンからどうぞ!
子どもの授乳スポットを調べておこう
大型のショッピングモールや駅の構内ならば、授乳室があることがほとんどですが、事前に場所を調べておきましょう。
授乳場所がなかったときや移動中に便利だったアイテムが「授乳ケープ」です。
授乳ケープは何種類か買って使いましたが、「コッパーパール」は、伸縮する素材で筒状になっていて、赤ちゃんから蹴られても中が見えないので外でも安心して使えました!
デザインもシンプルな洋服のようで違和感がないところもいい!
【ステップ6】予約をとろう
これまで、「旅の目的を決める→旅先を選ぶ→移動手段を考える→宿泊施設を選ぶ→食事について調べる」とステップを踏んできました。
いよいよ、すべての予約をとる作業をしていきます!
子連れ国内・海外旅行におすすめの宿泊予約サイト
宿泊予約サイトから、新幹線・航空券、宿、レンタカーなどをまとめて予約しておくと便利です!
予約を取るときも、予約が取れているかの確認も、まとめて一度にできるので楽!
国内旅行おすすめ予約サイトはこちらから↓
ハワイ旅行おすすめ予約サイトはこちらから↓ おすすめ予約サイト診断チャートつき!
航空券だけの予約はExcpedia(エクスペディア)で!
航空券の予約はExcpedia(エクスペディア)がおすすめ。
複数の航空会社を一括で比較して、最安値を探して行くことができます。
おすすめの厳選レストラン・飲食店予約サイト
一休.comのレストラン予約が便利!
子連れ対応のレストランや飲食店を検索、口コミのチェックができます!
アクティビティや体験の予約には【じゃらん】
どんな体験やアクティビティのプランがあるかもこちらのサイトから調べられますよ!
旅のしおり・計画表を子どもと作ろう!【旅育】
お子さんの成長に合わせて、一緒に旅の計画を立ててみましょう♪
どこに行きたい?と子どもに聞きながら日本地図や世界地図を一緒に眺めると自然に地図を見る勉強になりますね。
下に空欄のものを貼りましたので、印刷して使ってみてください。
【ステップ7】持ち物の準備・チェックリスト(ブックマーク推奨!)
子連れ旅行で必要な持ち物をそろえましょう!
離乳前・離乳後、オムツ外れの段階で持ち物が変わってくるので、ご家庭の状況に合わせて確認してください。
旅行の度に持ち物をリストアップするのはめんどうなので、このページをブックマークしておくといいですよ♪
子連れ旅行【基本の持ち物】
わが家の子連れ旅行の基本の持ち物リストがこちら。
お子さんがオムツも外れていれば、この基本の持ち物だけで大丈夫です♪
上のチェックリスト以外に、それぞれお子さんの成長段階に合わせた追加の持ち物を、次にご紹介します。
離乳前のお子さんの持ち物
離乳前のお子さんがいる場合、ミルク関係の持ち物は必需品ですが、荷物の量が増えてしまいがちです。できるだけ荷物を減らして持っていく方法と、おすすめのアイテムをご紹介します。
授乳回数が少ない場合 ⇒ 液体ミルクがおすすめ!
授乳回数が多い場合 ⇒ ほ乳瓶用インナーバッグ+ほ乳瓶数本+洗浄グッズ(万が一汚れたときのため)がおすすめ!
旅行に便利!携帯用ミルクおすすめのアイテム
離乳食期
おすすめアイテム
おむつ外れ前(トイレトレーニング中)
持ち物を少なくするコツ【圧縮・使い捨て・レンタル】
子連れ旅行では荷物が多くなってしまうのは仕方がありません。
旅行への持ち物を軽量化する方法として次の3つの方法があります。
空気が抜けるものは圧縮袋を使ってコンパクトに
かさばるオムツや衣類は常に持ち運ぶ手荷物にも入れなくてはいけません。
圧縮袋や圧縮ポーチを活用しましよう!
使い捨てできるものを利用する
メイク道具や化粧水、乳液などは試供品を利用する、使い捨てのほ乳瓶インナーバッグを使用するなどで荷物を減らします。
帰りにお土産で荷物が増えるから、捨てられるものでバッグに余裕を作っておこう!
レンタルできるものを利用する
ベビーカーなどの大きな荷物になるものは、レンタルできるところがないか調べておくと、持って行く必要がなくなりますね。
家族みんなが楽しめる思い出の旅に!
子連れ旅行の計画の手順や注意点、持ち物などについて解説しました。
注意点は以下の4つです。
行き当たりばったりの旅だって楽しい!
という楽しみ方もあるかと思いますが、親子ともに楽しめる旅にするためには、事前に計画・準備をしておくことをおすすめします。(おすすめの理由は上に述べてきたとおりです。)
さらに、計画を立てる【6ステップ】もご紹介しました。
- ステップ1旅の目的を決める
- ステップ2行き先を決める
- ステップ3移動手段を選ぶ
- ステップ4宿泊するホテルや旅館を選ぶ
- ステップ5子どもの食事場所や授乳室について調べる
- ステップ6移動手段や宿、行きたいスポットの予約をとる
- ステップ7持ち物の準備をする
たくさん行程があって大変!です。
できるだけ準備や計画を簡単に済ませたい方におすすめの方法は、
旅行会社の予約サイトから「新幹線・航空券」「ホテルや旅館」「体験スポット」の予約を一括で行ってしまう方法です。
お子さんと旅の計画を一緒に練って、有意義な旅に!
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