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・子どもにテレビやスマホを見せるのはよくないと聞くけど、見せないデメリットは?
・テレビやスマホの利用を辞めさせたくても、辞められない!
とお悩みではありませんか?
この記事では、そのお悩みを解決していきます!
実際に、第1子が生まれてすぐからテレビなし育児に挑戦してきた筆者。
メリットやデメリットを踏まえてたどりついた、最小限のテレビ時間で、メリットもデメリットもいいとこ取りをする方法をおご紹介します!
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この記事の著者
1.子どもに関わる仕事歴10数年の2児ママ
2.幼稚園教諭・小学校教諭免許所有
3.塾なしお家学習実践中!
4.テレビ少なめ育児実践中!
テレビやスマホを子どもに見せるデメリットは?
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なんとなく、テレビやスマホを子どもに見せるのはよくない感じがするけど、なにがいけないの?
テレビやスマホなどのスクリーンが子どもの脳に与える影響について、次の2冊の本からご紹介します。
ブルーライトが子どもの脳にダメージを与える
ブルーライトが睡眠の質の低下に影響することで、子どもの睡眠不足につながります。
さらに、睡眠不足はうつ病のリスクを高めることも知られています。
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最近の小学生は、睡眠不足で授業中に寝ている子が少なくない印象です。
テレビやタブレット、ゲームを親に隠れて遅くまでしていて・・・という話も聞かれます。
「子どものデジタル脳 完全回復プログラム」によると、睡眠に影響が出るデジタル機器の使用時間は、
とされています。
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大人でもSNSって、つい長時間見てしまうよね・・・。
スマホはアルコールと同様に依存性がある
「スマホ脳」によると、スマホを使用すると脳内のドーパミンの量が増え、ドーパミン(今している行動を続けようとする効果)の影響でスマホ使用をやめられなくなるそうです。
また、衝動に歯止めをかける機能のある脳の「前頭葉」が成熟していないため、子どもは自分の意思でスマホの使用をやめることが大人よりも難しいのだそうです。
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子どもの方が依存症になりやすいということですね。
テレビやスマホを子どもに見せるメリットは?
興味の幅を広げることができる
テレビは、自分で検索して視聴したい動画を探すのではなく、こちらの思いとは無関係に、番組が用意した企画が放送されています。
このことが、子どもにとって、未知の物事を知るきっかけになるのです。
大人の私も知らないことを、突然子どもが説明し出すことがあり、よく聞いてみると「○○(テレビの番組)でやってた!」ということがよくあります。
これは、テレビ視聴の大きなメリットだと感じます。
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実物に触れて知ることが大切だけど、いつもそうできるとは限らないからね!
テレビは動く図鑑
テレビやスマホ、タブレットなどのメディア機器を利用すれば、図鑑や絵本で見たものを、動画で見ることができるのもメリットの1つ。
映像で見ることで、理解も深まり、さらに関心を持つきっかけにもなります。
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息子は、名前を知っている国が出てくると、映像を見て「こんな国なんだね!」と関心を持って見ていましたよ♪
親の家事やゆとりの時間が生まれる
とくに小さい子どもは、常に大人との関わりを求めてきます。
「絵本読んで?」
「一緒に遊ぼう?」
親としては、その要求にできる限り答えてあげたいのですが、そうできないことも多々あるのが現実です。
テレビを利用することで、家事をすることができたり、親が心のゆとりを持つことができる時間が生まれるメリットもありますね。
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親の心のゆとりが少しでも生まれると、子どもに優しくできますよね!
わが家の「テレビを見せない育児」の変遷
- 長男0歳大人は見るが赤ちゃんには画面を見せない
大人がテレビを見ているときはテレビ画面が見えないように遮っていました。YouTubeで英語の曲の聴き流しをしていたが、画面は見えないようにしました。
- 長男1歳Eテレの番組を30分~1時間ほど見るようになる
料理中に泣いて家事ができないので、「いないいないばあ」「おかあさんといっしょ」だけは見ることにしました。
- 長男2歳母、仕事復帰。保育園に行き始め、保育園でアニメを見る
保育園で迎えまでの時間アニメタイムがあり、見せたことのないアニメのキャラクターの情報をたくさん教えてくれるようになりました・・・
- 長男3歳
次男1歳2人育児がきつくて、テレビの時間が増える家事の時間を確保するためにどうしてもテレビに頼らずにはいられず。
- 長男4歳
次男2歳2人育児+仕事復帰でテレビ時間がさらに増える - テレビを消そうとすると子どもたちが怒り出すように
ここで「このままではまずい」と気付きました。すでに依存状態です。
- 現在「テレビ少なめ育児」実践中!
タブレットやスマホでの動画視聴はしないようにしています。
わが家の現在の「テレビ少なめ育児」
わが家ではテレビ視聴のメリットも享受しつつ、完全になしにするのではなく、視聴時間と見たい番組をあらかじめ申告するという方法で、「テレビ少なめ育児」に取り組んでいます!
始めはテレビに依存気味だったので、少しずつ時間を減らしていきました。
現在は、1時間ほどの視聴のみですんでいます。
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長男は、それ以外の時間には本を自分で読むようになりました!
テレビ少なめ育児を実行するポイント
始めにお伝えすると、この作戦を成功させるポイントは、子どもの自己決定です。
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心理学でいう「自己決定感」だね!自分で決めることができると、やる気が続くよね!
親が無理に視聴をやめさせないこと
大人でも、今自分がしていることを中断させられたら嫌ですよね。
子どもにも、自分のきりがいいタイミングでやめさせてあげましょう。
「自分で視聴をやめられた」という積み重ねが大切です!
子どもが自分で見る番組を決める
テレビや動画視聴をし続けてしまう原因は、次々と新しい番組が始まるから。
何も決めずに見始めると、やめるタイミングも決められません。
親もテレビ視聴の時間を減らす
親がテレビを見ていれば必然的に同じ部屋にいる子どもも見ることになります。
「親は子どもが寝てから」など、周囲の大人の協力も必要です。
テレビやスマホ、タブレット以外に取り組める楽しいことを見つけさせる
テレビや動画の視聴する以外にも家の中で楽しめることがあると、テレビ視聴の時間もスムーズに減っていきます。
折り紙や塗り絵やお絵かき、レゴ、知育教材を使ってみたり、本を読んだり・・・。
お子さんに合ったものを探していきましょう。
わが家では、遊び感覚で楽しく取り組むことができる通信教材に取り組むことで、テレビの時間を減らしています!
テレビ・スマホ・タブレット時間「少なめ育児」でいいとこ取り!
いかがだったでしょうか。
この方法で、子どものメディア視聴時間を減らせるようにぜひ、挑戦してみてください!
わが家でも引き続き継続していきます!
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