
本の読み聞かせが大事って聞くけど、忙しくてなかなか時間がとれないな・・・

わかるわかる!読み聞かせをしてあげるための【時間】も【体力】も、もう残ってないよ~!っていう毎日だよね。
この記事はこんな方へおすすめ!
・子どもへの本の読み聞かせをするとどんな効果があるのか知りたい
・読み聞かせをする冊数はどのくらいがいいのか知りたい
・読み聞かせを毎日続けるコツを知りたい
私がこれまで読み聞かせを続けてみて、
読み聞かせの効果として実感していること
長男・・・小1で文字多めの本を1人でじっくり読む読書大好き少年に成長。
次男・・・2歳で絵本を暗唱することができるように!
本を読む楽しさを感じて、自分から進んで読んでくれるようになってきましたよ♪
本の読み聞かせにはどんな効果があるの?
読み聞かせは学力に影響する!?
読み聞かせと学力との関係について、
3冊の本を読んで考えてみました。
まずはこちら!

10歳までの読書量で!?
タイムリミットまであと何年・・・?

できればお勉強もしっかりできる子に育ってほしいな・・・
という親ならば当然の願い。。。
読み聞かせの重要性を再確認できる本です!
著者の松永暢史さんは教育環境設定コンサルタント。
受験のプロとして活躍してこられた方です。
子どもの将来のためには、
どんな習い事よりも、
「本をたっぷり読むこと」
これが将来の学習の土台となる「日本語了解能力」を
確実に身につけることにつながると言います。
この「日本語了解能力」は、国語の能力だけでなく、全ての科目の学習で必要になる能力です。
子どもの「日本語了解能力」を高める
「1音1音ハッキリ読み」の方法や、
おすすめの本も写真つきでたくさん紹介されています。

どんな本を選ぶといいかって迷うから助かるね!
塾に行くより、「読み聞かせ」
子どもには
「勉強勉強!」じゃなくて
のびのび育てたい!・・・とは思っていても、
やっぱり周りから遅れを取りたくないな・・・
というのが親としての本音です。

小さいうちから塾に通わせている家庭も周りにはいて、
焦ってしまいますよね。
「将来の学力は10歳までの読書量で決まる」の著者、松永さんは、受験のプロとして多くの子どもたちを見てきた中から、
「本格的な勉強は子どもがもっと成長してから、10歳を過ぎたくらいで十分」と書いています。
その代わり、
「とにかくたっぷり本を読み聞かせて脳に刺激を与えることが大切」なのだそうです。

塾に行くより読み聞かせ!って自分に言い聞かせてがんばろう!!
効果的な読み聞かせの仕方「1音1音ハッキリ読み」
感情をたっぷり込めて読むほうがいいのかと思っていましたが、
実は、この「1音1音ハッキリ読み」が効果的でした!
我が子も2歳くらいのころ、読み聞かせをしていると、
少し長い物語になると途中で飽きてしまうのでした。
でも、この方法を試してみるとびっくり!
いつもは飽きて途中で読むのをやめてしまっていた本も、
じっと最後まで聞いているのでした!

1音1音はっきりと読むことで、日本語の【音】を楽しむように聞くことができたのかも!
読解力と読み聞かせの関係はあるの?
基礎読解力は人生を左右する
AI vs.教科書が読めない子どもたち 新井紀子
人工知能プロジェクトなどに携わってきた
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長を務める新井紀子さんは、
こちらの著書「AI vs.教科書が読めない子どもたち」では、大規模な調査の結果、
・読解力のない子どもたちが多いこと
・教科書に書かれていることの意味を理解して読むことができない子どもが相当数いる
・読解力がない人は将来AIから仕事を奪われてしまう
と述べています。
しかし、この段階では「基礎読解力」と読書習慣や学習習慣にはアンケート調査の結果では相関関係がみられなかったということでした。
文章構造を理解する遊びなどを通して文章の意味を理解できる力を育てていかなければならないようです。
読解力を向上させる方法としてはこちらの著書が参考になります!
実際に読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の体験も出来ます♪

ただ読み聞かせをすればいいのではなく、「1音1音はっきり」言葉を聴かせる読み聞かせをすることで、言葉や文章の1つ1つの意味や用法について敏感になってくれそうだね!
読み聞かせる本の冊数は1日何冊がいいの?

読み聞かせで1日10冊を毎日!・・・・とかすごいママの話も聞くけど、どのくらい読むといいんだろう?
3歳までに毎日「2万1000語」を聞かせるとIQが高くなる
『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる 最高の子育てベスト55』 ダイヤモンド社 トレーシー・カチロー 著
によると、
3歳までに毎日「2万1000語」を聞かせるとIQが高くなる
そうなのです。

じゃあ、たくさんおしゃべりすればいいんじゃないの?

「子ども向けの本には、大学教育を受けた大人が会話で使う語彙の2倍近くが使われている」から、会話だけでは足りないんだってーー!!
働きながら毎日この単語数を攻略する冊数の本を読むのは大変です!
絵本の「ぐりとぐら」のシリーズの単語数は約600~700語ほど。 「ぐりとぐら」だけ繰り返し読んだとして、 1日に30回読むと約2万1000語・・・!
読み聞かせを毎日続けるコツは?
幼児向けの文字が少ない絵本なら、
1日10冊でもなんとか達成できそうですが、
聞いている子どもの方も10冊となるとなかなか集中力が保てませんね。
ですから私は1日何冊読む!とは決めていません。
でも、最低ラインとして寝る前に1冊は必ず読もう!
と心がけています。

1冊も読まないよりは少しでも聞かせられる単語が多くなる!
「忙しくても寝る前に必ず1冊」読むことで、
時間があればもう1冊、さらに1冊と読めることもあります!
就寝前のルーティーンとして【読み聞かせ】を入れてしまいましょう!

毎日少しずつでも聴かせる単語数をかせいでいこう!
メリットたくさん!読み聞かせを継続していこう!
子どもたちの脳に刺激を与えたり、
読書を楽しむ習慣をつけたり、
文字への関心や読解力を高めることができたり・・・・と
読み聞かせを続けるメリットはたくさんあります。
親が出来る一番簡単で、一番効果的な家庭教育が読み聞かせです!
わが子たちも読み聞かせの効果があり、
本がとっても大好きになりました。
長男は自分で時間を見つけると読むようになり、
次男もひまを見つけては「本読んで~」と絵本を持ってきます。

忙しくても、子どもの「絵本読んで~」には
できるかぎりこたえてあげるようにしたいな~♪
子どもの前で自分が本を読んでいる姿を見せていくのも
読書好きに育てるポイント!
こちらの本を参考に自分の読み聞かせへのモチベーションも高めながら、
「毎日読み聞かせ」がんばってみてくださいね♪
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